2015年 11月 01日
自宅でドラムをおもいきり練習するために。 |
自宅スタジオは防音の設計がされているのですが、残念ながら完璧なわけではありません。
どうしても部屋と家の外に音や振動がもれてしまいます。
いままでは小さなヴォリュームや繊細な音楽を演奏する練習だとわりきって、
小さなダイナミクスで、部屋の鳴りに合わせて叩いていました。(それはそれで練習になりました)
しかし先日大きなホールでコンサートを行った際に自分のff(フルッテシモ)のダイナミクス演奏力の必要性を感じたので、
強く叩いてもうるさくならない環境作りをしてみました。
バスドラムは小口径、ドラムそれぞれをタオルミュートしてホットロッズで叩くことにしました。
これだと相当がんばらないと大きな音が出ないのでパワーがつく気がします。
録音する時や小さな音でスティックで練習するときはタオルを外して
バスドラムを変えてしまえばいいです。
あ、ビートルズのような音で録りたいときはほぼそのままでもいいかもしれません。
ドラムの音漏れの苦情の多くは、音そのものよりも振動によるものです。
ドラムを叩くとどうしてもその手や足の衝撃が振動になって床や壁に伝わってしまいます。
それは電子ドラムやパッドなどでも同様です。
この問題は床に振動をさえぎる板と吸収する素材を敷くことで少し軽減できます。
厚いゴムのボードを手にいれました。
これは思ったより硬質の素材だったので追加でやわらかい素材の敷物を組み合わせたらいいかもしれません。
バスドラムやタムをフローティングさせることで床に振動を伝えない工夫をしてみました。
タム類はシンバルスタンドにセットして、バスドラムはフロアタムを床から浮かせて叩けるようにしました。
いままで自宅スタジオ、ライブハウス、レッスン教室をいろいろ見てきてドラムで漏れやすい音は
シンバルなどではなく意外にもスネアであることが多いです。
またバスドラムの振動もやっかいです。
このふたつの対策が大きなポイントになります。
よく”簡易的に防音をしたいのですが卵パックがいいですか?”
”となりの家に面している壁だけ工事したらいいですか?”
などと質問されますが
それは手間やお金だけかかるわりにほとんど役に立たないでしょうと答えます。
部屋の一部だけ処理しても音はそれこそ音速でまわりこんで外に出ようとしますし
振動もどこからか必ず伝わってしまいます。
数万〜数十万円の工事で防音できますという業者はほぼ偽物と思った方がいいです。
防音室を施行しますという業者で
”防音””吸音””遮音”
の区別が出来ていない人たちが少なくないです。
あと騒音問題は対人関係の問題の要素が大きいみたいです。
さて、新しい環境でたっぷり練習してみます。
苦情がこないといいのですが。。
どうしても部屋と家の外に音や振動がもれてしまいます。
いままでは小さなヴォリュームや繊細な音楽を演奏する練習だとわりきって、
小さなダイナミクスで、部屋の鳴りに合わせて叩いていました。(それはそれで練習になりました)
しかし先日大きなホールでコンサートを行った際に自分のff(フルッテシモ)のダイナミクス演奏力の必要性を感じたので、
強く叩いてもうるさくならない環境作りをしてみました。
バスドラムは小口径、ドラムそれぞれをタオルミュートしてホットロッズで叩くことにしました。
これだと相当がんばらないと大きな音が出ないのでパワーがつく気がします。
録音する時や小さな音でスティックで練習するときはタオルを外して
バスドラムを変えてしまえばいいです。
あ、ビートルズのような音で録りたいときはほぼそのままでもいいかもしれません。
ドラムの音漏れの苦情の多くは、音そのものよりも振動によるものです。
ドラムを叩くとどうしてもその手や足の衝撃が振動になって床や壁に伝わってしまいます。
それは電子ドラムやパッドなどでも同様です。
この問題は床に振動をさえぎる板と吸収する素材を敷くことで少し軽減できます。
厚いゴムのボードを手にいれました。
これは思ったより硬質の素材だったので追加でやわらかい素材の敷物を組み合わせたらいいかもしれません。
バスドラムやタムをフローティングさせることで床に振動を伝えない工夫をしてみました。
タム類はシンバルスタンドにセットして、バスドラムはフロアタムを床から浮かせて叩けるようにしました。
いままで自宅スタジオ、ライブハウス、レッスン教室をいろいろ見てきてドラムで漏れやすい音は
シンバルなどではなく意外にもスネアであることが多いです。
またバスドラムの振動もやっかいです。
このふたつの対策が大きなポイントになります。
よく”簡易的に防音をしたいのですが卵パックがいいですか?”
”となりの家に面している壁だけ工事したらいいですか?”
などと質問されますが
それは手間やお金だけかかるわりにほとんど役に立たないでしょうと答えます。
部屋の一部だけ処理しても音はそれこそ音速でまわりこんで外に出ようとしますし
振動もどこからか必ず伝わってしまいます。
数万〜数十万円の工事で防音できますという業者はほぼ偽物と思った方がいいです。
防音室を施行しますという業者で
”防音””吸音””遮音”
の区別が出来ていない人たちが少なくないです。
あと騒音問題は対人関係の問題の要素が大きいみたいです。
さて、新しい環境でたっぷり練習してみます。
苦情がこないといいのですが。。
by syujisan23
| 2015-11-01 15:52